Contents人手不足時代の経営戦略 ―成長型M&Aという選択― 〈第2回〉縮小・撤退しないためではなく、伸ばすためのM&A ―成長型M&Aのリアル―
第2回
縮小・撤退しないためではなく、伸ばすためのM&A
―成長型M&Aのリアル―
人手不足や採用難が続くなか、中小企業にとってのM&Aは、もはや後継者不在への備えだけではありません。自社単独では乗り越えにくい成長の壁を越えるために、採用・育成・営業基盤などの経営ノウハウ・機能をグループで補完し合うという選択肢として、成長型M&Aが現実的な選択肢になりつつあります。
前回は、中小企業のM&Aが「承継」から「成長」へと意味合いを広げている背景を整理しました。今回はその実像として、株式承継の見通しが立っていたとしても、なおグループに加わる意義はどこにあるのか、ある企業の採用支援の事例をもとに見ていきます。
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【プロフィール】
平野 大介
マイスターエンジニアリンググループ代表
株式会社マイスターエンジニアリング 代表取締役社長
みずほ証券にて債券マーケット関連業務およびM&Aアドバイザリーに携わった後、マッキンゼー・アンド・カンパニーで経営コンサルティングに従事。2016年マイスターエンジニアリング入社、2018年より代表取締役社長。
2020年のMBOを通じて株式を非公開化し、長期視点に立ってインフラ・製造業の現場で必要とされる技術サービスへの投資に注力。
中堅・中小の技術系企業を「仲間」として迎え入れる事業承継を年間3〜4社のペースで継続し、現在は20社超が参画する技術サービス連邦へとグループを拡大。グループインした中小企業各社の成長を採用・教育・DX推進等を通じて支援している。
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