Contents【後編:運送業】あなたは守れている?~下請法違反にならないためのCHECK POINT~

サムネ運送業

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5 運送業によくみられる事案と注意点

 

*CASE1* 燃料コストの上昇と下請代金

 

CASE トラック運送業者である親事業者H社は、下請事業者I社に対し、荷主から請け負った荷物の運送を委託していますが、先日、軽油価格の高騰を理由に、下請事業者から単価の引上げを求められました。もともと燃料が上下しても現状の価格で維持して清濁あわせて呑んできたのですから、今回の求めは断ろうと思いますが、下請法上問題はないでしょうか。

 

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松村 幸生
【プロフィール】
松村 幸生

1993年弁護士登録。
中田・松村法律事務所パートナー弁護士。

企業法務、一般民事、国際海上・航空運送事件を中心に取り組むかたわらで、法科大学院、大学、企業セミナーで教鞭をとる。現在までおよそ20年間、中小企業かけこみ寺本部で下請関係の法律相談を担当している。

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