Contentsデータを読み解く 事業承継M&Aの概況

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60万社が黒字廃業となる可能性

後継者不足を理由に「休廃業」を選択する中小企業が増加傾向にある。東京商工リサーチの調査によると、2023年に休廃業した企業の代表者の年代別構成比は、70代以上が約67%を占める結果となった=図1。

また、中小企業庁は、経営者が70歳以上となる後継者未定の中小企業のうち、約60万社が「黒字廃業」の可能性があると推定している。

このままでは、価値ある中小企業の廃業に歯止めがかからず、雇用や技術が失われるとして、政府は、各種支援策により事業承継M&Aを促している。

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