Contents建設業向けコラム【気づき編】 女子トイレを整えても、人は増えません。 ~建設業が“女性活躍”を実現するための3つの視点~
1.人手不足の建設業、今こそ常識を見直すとき
「求人を出しても、まったく応募が来ない」「経験者を採用したいが、見つからない」「若い男性を採用しても、定着しない」。
これらは、私がこれまで多くの建設会社の社長から実際に聞いてきた、率直な声です。
建設業の人手不足は一時的な問題ではなく、すでに常態化していると言っても過言ではありません(図1)。
(出典:国土交通省「最近の建設産業行政について」(2025年9月))
こうした状況の中で、近年注目を集めているのが「女性活躍」というキーワードです。 国を挙げて女性活躍が叫ばれる一方で、現場では「何から手を付ければいいのか分からない」という声も多く聞かれます。
検索サイトで「建設業 女性活躍」と調べると、上位に表示されるのが、女子トイレや更衣室の整備といった施策です。もちろん、職場環境の整備は重要です。しかし、多くの女性の就業支援に携わってきた立場から申し上げると、トイレや更衣室を整えたからといって、応募が増えるわけではありません。今やそれらは、「やって当たり前」の前提条件に近いものです。
本当の課題は、女性側が感じている「建設業は男性のイメージが強い」「女性が入って通用するのか不安」といった“見えなさ”にあります。また、受け入れ側である会社も、「女性にどんな仕事が任せられるのか」「会社として、どこまで配慮すべきなのか」といった不安を抱えているケースは少なくありません。
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株式会社ケンシン
駒田 みゆき(こまだ みゆき)人材派遣会社にて約10年間勤務し、幅広い業界の採用と働く女性の就労支援に携わる。その経験をもとに独立し、現在は建設業に特化した人材紹介・採用支援を行っている。
シングルマザーを中心とした未経験女性の雇用創出に注力し、「人が採用できない建設業」と「働く場を求める女性」をつなぐ取り組みを実施。これまでに中小建設会社31社の採用支援を実現してきた。
社員が長く定着し、現場で活躍するための求人内容の調整から発信方法、入社後の定着フォローまでを一貫して提案している。
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